IVEは3枚目『After Like』で跳ねた

いままでの2枚もたしかに素晴らしかったけど、どこか個人戦的な雰囲気があった。

ウォニョン、ユジンが凄いのは当たり前だけど、イソが個人で奮闘していた。

しかし、他の3人-特にガウルを目立たせることができていなかった。

 

After Likeになり、ようやくチームとして、一枚岩になった気がする。

各人が得意なものを見つけ、それぞれ違う色で輝いている。

 

個人的には、レイが独り立ちしたのが大きいと思う。

ガウルの覚醒も見事だった。運営側のファインプレー。

さまざまな変化の結果、イソが本来の立ち位置である「実力ある妹」ポジションになることができた。

 

改善すべき点

レイはまだ固い気がする。首の筋肉が緊張してる感じが伝わってくる。もっと自信を、ふてぶてしく演っても余りあるほどの能力を持っているのに。

リズは停滞している。素晴らしいクオリティを持っているけど、新規の目がリズにいくことは少ないだろう。どこか脇役で甘んじているのではないか。かくし芸など飛び道具で勝負するか、それとも正面突破するか。ウォニョンを立てる必要はない。

ユジンとウォニョンはまだまだやれる。ユジンは二番手に甘んじている。やはりウォニョンを立てている。ウォニョンは立ててこそ輝く人だと思うけど、ウォニョンを立てることがグループの発展にはつながらない気がする。

ウォニョンが実力で捲られないと、そういう人がいないと、もう2つ上のステージには行けない。誰がウォニョンを捲くるか。そういうマッチメイキングを運営もしないといけない。悲しいかな、ウォニョンはヒール的な立ち回りをしないといけない。

 

次の次のシングルくらいで、おそらくIVEは停滞するだろう。

そこでもう一人メンバーを追加してもいい。ジゼルみたいな器用な天才肌を。どんなエヴァでも乗りこなすカヲルくんみたいな存在を。期間限定でいい。身内の不幸で2シングルで脱退、そこから3年後にソロで凄い活躍するような人。ガウルはお姉さんポジションを奪われ、ユジンは後ろ盾を失ってリーダーとしての役割を果たせず、3人は分断され、ウォニョンは孤軍奮闘せざるを得ない。対外的にはプラスの戦力だろうが、今までの6人での関係性がめちゃくちゃにされる。

その後にこそ真価が現れる。一度停滞したものは、ぐちゃぐちゃにして再構成するべきだ。

 

まだまだIVEは跳ねる。

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